どうも個人的に心躍ったガジェットを紹介するブログ「浮ろぐ」をやっている「うきしま」です。
私は普段在宅で仕事をしているのですが作業に集中していて気付けば1日中椅子に座りっぱなしだったという事がよくあります。
しかしそんな生活を続けていた弊害なのか最近腰痛に悩まされる様になっちゃったんですよね。
やはり座る時の姿勢は大事だし、座りっぱなしというのは体に良くないのだと痛感しました。
今回はそんな悩みを解決してくれる電動昇降スタンディングデスク「FlexiSpot E8」についてのお話になります。
※今回レビュー記事作成にあたりFlexiSpot様より商品を提供して頂きました。
この記事では電動昇降スタンディングデスク「FlexiSpot E8」を実際に使ってみた率直な使用感などについてレビューしたいと思います。
この記事がFlexiSpotが気になっている人や電動昇降スタンディングデスクの購入を検討しているという人の参考になれば幸いです。
商品URLはこちら:http://bit.ly/3L9RQQr
公式サイトはこちら:http://flexispot.jp
FlexiSpot E8の特徴
そもそも「電動昇降スタンディングデスク」とはなんなのかをざっくり説明すると下記の様になります。
電動昇降スタンディングデスクとは机の高さを電動で調節できる作業用デスクのこと。
言葉で表すと非常にシンプルに感じますが、机の高さを電動で調整できるというのは結構メリットが多いです。
そのメリットをいくつか挙げるならば下記の様な物があります。
- 机の高さを調整する為に人の力は不要。
- 簡単かつ楽に好みの高さへ調整できる。
- 座るor立って作業できる。
- 作業時の姿勢や体勢を好みに合わせて選択できる。
- 作業時の姿勢や体勢に合わせて机を複数用意する必要がない。
- 部屋のスペースを節約する事ができる。
そんなデスクワークをする人にとってメリットが多い電動昇降スタンディングデスクである「FlexiSpot E8」の特徴について紹介したいと思います。
FlexiSpot E8の基本的な機能については上記でも紹介した通り「電動で机の高さを調整できる」という物になります。
しかしその機能を安全かつ便利に使える様に工夫されている点が「FlexiSpot E8」にはあります。
まずFlexiSpot E8には怪我や破損を防ぐ為の「障害物検知機能」が搭載されています。
この障害物検知機能とは昇降動作中に物や手が挟まれてもすぐに動作を止める機能になります。
ちなみにFlexiSpot E8は125kgまで耐えられる耐荷重性能があります。
逆に言えばそれだけの重さに耐えられるほどの強力なパワーを持っていることになります。
そんな力で手が挟まれたりしたら大怪我に繋がる可能性もあるのでこの「障害物検知機能」が搭載されていることはFlexiSpot E8の重要な特徴であると言えると思います。
この怪我を防止する為の工夫は機能だけでなく昇降支柱(机の脚の部分)のデザインにも施されています。
FlexiSpot E8の昇降支柱は角ばっていない丸みを帯びた「楕円形脚部デザイン」となっています。
不用意に脚をぶつけたりした際に怪我をしたり痛い思いをしづらいデザインとなっているのも個人的にはかなり良い印象を受けました。
商品URLはこちら:http://bit.ly/3L9RQQr
公式サイトはこちら:http://flexispot.jp
FlexiSpot E8のスペックについて
ここではFlexiSpot E8のスペックについて紹介したいと思います。
商品番号 | E8 |
脚幅調整範囲 | 110~190cm |
昇降範囲 | 60~125cm ※実機で確認したところ62.5~128cmでの調整が可能だった |
耐荷重 | 125kg |
脚段階 | 三段階(ピラミッド) |
機能 | ・USB ・メモリ ・ロック ・障害物検知 |
パネルタイプ | タッチパネル |
カラー | ・ブラック ・ホワイト |
ちなみにFlexiSpot E8では天板はオプション品となっています。
FlexiSpot E8の天板ラインナップについては下記の通りとなります。
天板タイプ | 長方形 |
サイズ | ・120×60 ・140×70 ・ 160×70 |
カラー | ・Black ・Mahogany ・Maple ・White ・Marble Gray ・White Wood ・Gray Wood ・Vintage Wood |
天板タイプ | 天然竹天板 |
サイズ | ・120×60 ・140×70 |
カラー | Bamboo |
天板タイプ | カーブ型 |
サイズ | 140×70 |
カラー | ・Taupe ・Brown ・Walnut ・Wood |
ちなみに今回私はフレーム色がブラック、天板はカーブ型でカラーがブラウンのFlexiSpot E8をご提供頂きました。
FlexiSpotの組み立てについて
FlexiSpot E8はスタンド部分と天板がそれぞれ別に梱包されていました。
上記の画像にあるものはFlexiSpot E8のスタンド部分の内容物になります。
ちなみに天板もそうですが、スタンド部分もかなり重いので持ち上げる際などはギックリ腰にならない様に注意しましょう。
個人的には人手があるなら2人以上で運ぶのが良いかなと思います。(安全第一でいきましょう)
ちなみにスタンド部分のパーツの中でも最重量といっても過言ではないパーツが上記の「昇降支柱」です。
本当に結構重いのと電動昇降機能にとって非常に大切なパーツになるので取り扱いには注意した方が良いと思います。
くれぐれも持ち上げた際に足の上に落としたりしない様に気をつけましょう。
基本的にFlexiSpot E8の組み立ては同梱されている説明書どおりにやっていくのが良いと思います。
私の場合は説明書の手順通りではなく、こうしたらちょっとラクに組み立てできるんじゃないかなと思った方法で組み立てていきます。
あくまで参考程度に見て頂ければと思います。
まずは、サポートプレートとビームを付属のネジを使って取り付けていきます。
個人的には梱包資材を下に挟んだ状態で取り付けをするとやりやすかった気がしています。
サポートプレートとビームの取り付けが完了したら、次に「昇降支柱」を取り付けていきます。
上記でも軽く触れましたがこの昇降支柱は結構重いので持ち上げたり取り付ける際は落としたり倒したりしない様に注意しましょう。
特に昇降支柱はネジ止めが完了するまでは先ほど組み立てたビームとサポートプレートの上に載せているだけの状態となっています。
いきなり昇降支柱は二つとも載せてからネジ止めするのではなく、1本ずつ作業していくのが安全かなと思いました。
昇降支柱の取り付けが完了したら、次に実際に地面と触れる「脚」を取り付けていきます。
脚の底面中央部分にはくり抜かれた様な四角形の凹みがあります。
その凹み部分にネジ穴があるので同梱されているネジを使用して脚を取り付けてください。
脚の天板の取り付けが完了したら次に天板のサイズに合わせてビームの幅を調整していきます。
※この作業に取り掛かる前に天板をスタンドの下に置く必要があります。
※天板もかなり重量がありますのでできれば怪我に注意して作業しましょう。(人手があれば手伝ってもらうのがおすすめです。)
ビームの中央部分のネジを緩めて天板のネジ穴に合わせる様にしてビームを伸ばしましょう。
ビームの幅調整ができたら天板と固定しましょう。
天板とスタンドの固定が完了したら「リモコン」を天板に固定していきます。
リモコンは天板の左右の端にネジ穴があるのでどちらでもお好きな方に固定してください。
ちなみにリモコンを天板に取り付ける関係上、先にフィルムを外しておくのが良いかと思います。
個人的には完成したら最後にペリペリしたかったのですが、構造上先に外しておいた方が良さそうに感じました。
リモコンの取り付けができたら次に各種配線をコントローラに接続していきます。
コントローラは上記画像の「各種配線を差し込む場所」で表されている部分です。
コントローラに接続するのは下記の通りになります。
- 昇降支柱から伸びている線 ×2
- リモコンから伸びている線
- 電源コード
コントローラに各種配線を接続してみると何も接続されない空きのポートがありますがこれはリモコンをもう1台増設する際に使用するポートとなります。
この時点で2台リモコンを搭載する場合は全てのポートが埋まる状態になるかと思います。
最後に各配線をまとめてケーブルカバーを取り付けて配線部分を隠していきましょう。
ちなみに私は配線センスがないので上記画像の様なあまり綺麗ではない感じになってしまいました…
ただケーブルカバーを取り付ければこの配線部分は見えなくなるのでこれで良いかなと個人的には思っています。
これでFlexiSpot E8の組み立ては完了になります。
お疲れ様でした!
FlexiSpot E8の使用感について
実際にFlexiSpot E8を使ってみて感じたことを良かった点と正直ビミョーだった点に分けて紹介したいと思います。
FlexiSpot E8の良かった点
- 高さ変更時の動作音が比較的静か。
- 1台の机で作業時の体勢・姿勢を好みに合わせて選択できる。
- リモコン部分にUSB充電ポートが搭載されている。
高さ変更時の動作音が比較的静か
昇降支柱の動作音についてどう感じるかについては正直個人差があると思うのですが個人的には「思ったより静か」という印象を受けました。
FlexiSpot E8は耐荷重125kgという性能を持っているので、最大でその重量を昇降できる位のパワーがあるのであればもっと動作音がデカくなるのではないかと思っていたので意外でした。
私は結構机の高さをこまめに調整したい人なので、これは嬉しい誤算でした。
調整するたびに爆音が鳴っていたのでは調整機能は使うことが億劫になってしまいますしね。
さすが電動昇降スタンディングデスクで有名なFlexiSpotという印象を受けました。
1台の机で作業時の体勢・姿勢を好みに合わせて選択できる
これについては上記でも触れましたが、作業時の体勢(座るor立つ)を切り替えられると言う事には色々とメリットがあります。
※電動昇降スタンディングデスクのメリットについては上記の「FlexiSpot E8の特徴」をご参照ください。
ちなみに個人的に以前から腰痛対策のために座りっぱなしは良くないとの理由でスタンディングデスクの導入を検討していたんですよね。
しかしずっと立ち作業というのも疲れてしまうのでやはり座って作業できる机も欲しいという事で座る用の机とスタンディングデスクの2種類の机を設置するしかないのかと考えていました。
ただ私の部屋はそれほど広くないので机をたくさん置ける様なスペースはありません。
そんな事を考えていた時に我が家にやってきたFlexiSpot E8は座って作業する机、スタンディングデスクという2つの用途を1台で対応できるので上記の様な問題を全てクリアしてくれました。
おかげで私は部屋のスペースを圧迫せずに座りっぱなしの作業環境から解放されました。
余談になりますがちょっと疲れている時など作業中に眠くなってきた時などにスタンディングデスク状態にして作業すると目が冴えて良い感じですよ。
眠くなりやすい人や作業に集中できる時間を増やしたい人にFlexiSpot E8はおすすめかもしれませんね。
リモコン部分にUSB充電ポートが搭載されている
FlexiSpot E8のリモコンにはUSBポートが搭載されていて各種デバイスの充電などに使用できます。
最近はUSBケーブルで充電するタイプのデバイスが多いので、私のPCでは基本的にUSBポートが埋まりがちになっていました。
なので単純に1つ使えるUSBポートが増えるということが個人的には結構嬉しい点だなと思いましたね。
FlexiSpot E8の正直ビミョーだった点
- 天板背面の中央にあるケーブルカバー部分に足が当たる。
- 組み立ては簡単だがラクではない。
天板背面の中央にあるケーブルカバー部分に足が当たる
FlexiSpot E8を座って使用した際に気づいたのですが天板背面にあるケーブルカバーが膝に当たることが多々あります。
しかしこれについては他の人も同じ事を感じるかと言われると一概にそうとは言えない気もしています。
おそらく私と同じ様な身長(175cm)で「カーブ型天板」を使用している場合にこの様な問題を感じる可能性があるんじゃないかと考えています。
どういう事かというとカーブ型天板は天板の手前側がえぐれている形状なので長方形の物よりも体を天板の奥側に近づけることが可能です。
その様にして座るとちょうどケーブルカバーの真下あたりに膝がある状態になるんですよね。
しかしその状態である程度机の高さを下げると膝の部分とケーブルカバーの距離が近くなってしまい足が当たってしまうのかなと思います。
なので私と同じ様に足がケーブルカバーに当たってしまう人は、椅子や机の高さを足があたらない様に調整して使うのが良いかなと感じました。
組み立ては簡単だがラクではない
あくまで個人的な感想になりますが、FlexiSpot E8の組み立ては複雑なことはなく簡単だと感じました。
しかし簡単=ラクという事ではないとも感じました。
ラクではない理由としてはかなり重量が重いパーツがあり、1人で組み立てようとするとそれなりに疲れるという物です。
でも正直なところ、机の剛性や使用時の安定感を生み出すためにある程度の重量は必要だと思っているので仕方ないのかなとも感じています。
なので組み立てる時はできるなら誰かに手伝ってもらって組み立てるのが一番良いかと思います。
その方がラクだし安全だと思うので。
カーブ型天板の使用感について
今回は私は天板に「カーブ型天板」の物を提供して頂きました。
カーブ型天板は下記画像の様に手前側が凹んでいる形で角が滑らかに加工されている事が特徴の天板となっています。
結論から言うと個人的にこのカーブ型天板はかなり気に入っています。
特に天板の手前側が角が落とされ滑らかな質感になっている点がお気に入りです。
私はキーボードを比較的手前に置く事が多いのですが、角張っている机の場合その様な配置にしていると腕が痛かったりする事があります。
なのでこちらのカーブ型天板の様に角が落とされていると腕が痛くならなくてとても良いです!
この様なちょっとしたストレスでも解消されると結構良いなと感じました。
そしてこのカーブ型天板にはもう1つメリットがあります。
私は以前使用していたデスクではディスプレイをモニターアームで固定して使っていました。
ただ今回のカーブ型天板の場合は角が落とされているのでモニターアームの取り付けに苦労するかなと最初は思っていたんですよね。
しかし実物を確認してみると天板の奥側はちゃんと直角になっているのでモニターアームの取り付けも問題なくできました。(下記画像参照)
まとめ
今回はFlexiSpotの電動昇降スタンディングデスク「FlexiSpot E8」をレビューさせて頂きました。
この記事で紹介したことをまとめると以下の通りとなります。
- FlexiSpot E8のスペックについて
- FlexiSpot E8の組み立てについて
- 組み立ては簡単だがラクではない。
- 可能であれば誰かに手伝って組み立てるのがおすすめ。
- FlexiSpot E8の使用感について
- 良かった点
- 高さ変更時の動作音が比較的静か。
- 1台の机で作業時の体勢・姿勢を好みに合わせて選択できる。
- リモコン部分にUSB充電ポートが搭載されている。
- 正直ビミョーだった点
- 天板背面にあるケーブルカバー部分に足が当たる。
- 組み立ては簡単だがラクではない。
- 良かった点
- カーブ型天板の使用感について
- 天板の手前側は角が落とされている形状になっているため手や腕が痛くなりづらい。
- 天板の奥側については角が落とされていないのでモニターアームも問題なく取り付け可能。