トラックボールとは?その魅力や使うメリット・デメリットとおすすめの機種を紹介!

どうも、トラックボールを愛し約7年ほど使い続けてきたブロガー兼プログラマー略してブログラマーのうきしまです。

皆さんは「トラックボール」というデバイスをご存知でしょうか?

「トラックボール」とはPC周辺機器の一つで画面上のポインターを操作する為に使用される「ポインティングデバイス」の一種です。

要するにマウスやトラックパッドといったデバイスの仲間だとお考えください。

詳しくは後述しますが「トラックボール」という名前の通り本体に搭載された「ボール」を回転させてポインターを操作する点が特徴です。

この記事ではトラックボールとはどういった物なのかをその魅力や使うメリット・デメリットを交えて紹介していきます。

トラックボールとは?

「トラックボール」とはPC周辺機器であり、画面上のポインターを操作する為に用いられる「ポインティングデバイス」の一種です。

「ポインティングデバイス」には他に「マウス」や「トラックパッド」などがあります。

要するに「トラックボール」は「マウス」などの仲間なんだと考えて頂ければ良いと思います。

「トラックボール」には以下の様な特徴があります。

  • デバイス本体を移動させるのではなくボールを回転させてポインターを操作する。
  • 比較的小さいスペースで操作する事が可能。
  • 操作方法によっていくつか種類が存在する。

トラックボールの特徴はなんといっても「ボール」とその「操作方法」にあると思います。

「トラックボール」という名前にもある通り本体に搭載されている「ボール」を回転させて操作します。

つまり同じポインティングデバイスであるマウスの様にポインターを移動させる為に本体を移動させる必要がありません。

マウスの様に本体を動かさないので比較的小さいスペースで扱える点はメリットだと思います。

そういった少ないスペースで扱えるという特性があったことから過去にはトラックボールが搭載されたノートパソコンも存在しました。

実は昔のAppleのノートパソコンにも「トラックボール」が搭載されたモデルがあったとか…

興味のある人はぜひ調べてみてください。

しかし最近ではノートパソコンも薄くなっていく方向に進んでいる為、どうしても厚みの出てしまうトラックボールをポインティングデバイスとして採用したモデルを見かける事は無くなりました。

つまり何が言いたいかというと「トラックボール」は長い歴史を持ったデバイスの1つであるという事です。

トラックボールの種類について

実はトラックボールにはいくつか種類が存在します。

トラックボールの種類は基本的にボールの操作方法によって分類されています。

代表的な物として以下の様な種類が存在します。

  • 手のひら操作タイプ
  • 人差し指操作タイプ
  • 親指操作タイプ

ちなみに今回は紹介しませんが上記以外にも手に持って使用する「ハンディタイプ」と呼ばれる物もあったりします。

操作時の姿勢を選ばずに使用できることから通称「ごろ寝マウス」とも呼ばれたりもしています。

トラックボールの面白い所というか奥の深い所でもあるのですがデバイスタイプ毎にそれぞれ特色があります。

手のひら操作タイプについて

手の平操作タイプの代表例:Kensington K72359JP ExpertMouse Wireless Trackball

「手のひら操作タイプ」と呼ばれており手のひらや中指、人差し指でボールを操作するタイプのトラックボールになります。

このタイプを使用される方の中には足で操作する人もいらっしゃるみたいですね。

操作方法の幅が広いというか自由度が高いトラックボールだと思います。

そんな「手のひら操作タイプ」のトラックボールには以下の様な特徴があります。

  • 大玉の操作球を搭載しているモデルが多い
  • 左右対称デザインのモデルが多いのもこのタイプ
  • 左右対称デザインのモデルであれば利き手を選ばず操作する事が可能
  • 本体サイズが大きいモデルが多い

以下に「手のひら操作タイプ」のトラックボールの具体例としていくつか挙げておきます。

・Kensington K72359JP ExpertMouse Wireless Trackball

私が現在メインで愛用しているトラックボールになります。

Kensington ExpertMouse K72359JPについては別記事にて紹介していますのでもし宜しければこちらの記事もご覧ください。

人差し指操作タイプについて

人差し指操作タイプの代表例:Kensington Orbit Fusion

「人差し指操作タイプ」と呼ばれており、人差し指または中指でボールを操作するタイプのトラックボールになります。

左クリック等やオプションボタンといったボタンが親指側の本体側面に配置されているモデルが多いですね。

中にはホイールも本体側面に配置されているモデルもあります。

そんな「人差し指操作タイプ」のトラックボールには以下の様な特徴があります。

  • ボールが本体上面に搭載されている
  • ボールサイズが大玉から小玉の物まで幅広くラインナップされている
  • ボタン数が多いモデルが多く、本体側面にボタンが配置されているモデルが多い
  • 基本的に左利き用、右利き用という形で販売されているモデルが多い

個人的には「人差し指操作タイプ」と「手のひら操作タイプ」のトラックボールは操作感が似ている気がしています。

私の経験談を話すと、私は今まで親指操作タイプ→人差し指操作タイプ→手のひら操作タイプという順番でトラックボールを使ってきました。

親指操作タイプから人差し指操作タイプのトラックボールに変えた時はかなり違和感がありました。

しかし、人差し指操作タイプから手のひら操作タイプの物に変えた時はほとんど違和感なく操作する事ができました。

人差し指操作タイプと手のひら操作タイプとではボールを操作する際に同じ指を使う事ができるので違和感が少なく扱う事ができたという訳です。

つまり、人差し指操作タイプと手のひら操作タイプは比較的操作感が近いトラックボールであると言えると思います。

以下に「人差し指操作タイプ」のトラックボールの具体例をいくつか挙げておきます。

・Kensington Orbit Fusion

「人差し指操作タイプ」で中玉のボールを搭載しているトラックボールです。

Oribit Fusionについては別の記事にて紹介していますので興味のある人はこちらからご覧ください。

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・ELECOM M-DT2DRBK (DEFT)

小玉のボールを搭載した「人差し指操作タイプ」のトラックボールです。

こちらのトラックボールは無線タイプの物と有線タイプのモデルがあります。

私も過去にこちらのトラックボールの有線タイプのモデルを使用していたのですが、握った時のフィット感が非常に素晴らしいトラックボールでしたね。

ただ右クリックボタンが異様に細いので押しづらいと感じる人もいるかも知れません。

価格も比較的安価なのでトラックボールの入門機としてもおすすめできる機種だと思います。

親指操作タイプについて

親指操作タイプの代表例:logicool ERGO M575

「親指操作タイプ」は本体側面に操作球(ボール)が搭載されており親指でボールを操作するタイプのトラックボールです。

比較的マウスの形状に近いモデルが多いのもこのタイプで最も製品のラインナップが充実しているのもこのタイプだと思います。

そんな「親指操作タイプ」のトラックボールには以下の様な特徴があります。

  • ボールが本体側面に配置されており、親指で操作する
  • ボタンやホイールの配置がマウスに近いモデルが多い
  • 小玉のボールを搭載しているモデルが多い
  • 本体のサイズが比較的小さいモデルが多い

「親指操作タイプ」のトラックボールはボールも本体のサイズも他の操作タイプのトラックボールと比較しても小さいモデルが多い印象があります。

携帯性の良い物が欲しい人にはうってつけのトラックボールであると言えますね。

以下に「親指操作タイプ」のトラックボールの具体例をいくつか挙げておきます。

・logicool M575OW

親指操作タイプの名作トラックボールと知られる「M570」が10年ぶりに刷新されたモデルになります。

「ERGO M575」はBluetoothとUnifyingの2種類の接続方式をサポートしているワイヤレストラックボールです。

本体サイズも比較的小さく軽いため携帯性も悪くありません。

logicool M575OWについても別の記事にて紹介していますので興味のある人はぜひご覧ください。

記事はこちらから読む事ができます。

トラックボールを使うメリット

ここまでトラックボールとはどの様なデバイスなのかと、どの様なモデルがあるのかについて紹介させて頂きました。

ここからは、私が今までトラックボールを使い続けてきた中で感じたトラックボールを使うことのメリット・デメリットについて紹介させて頂こうと思います。

腕や肩が疲れにくい

トラックボールは指や手のひらで操作する為、マウスの様に手首や腕を動かす必要がありません。

もちろん使い始めた瞬間から楽という感覚はありませんでした。

ただトラックボールに慣れてきたあたりから手首の痛みや腕、肩の疲労感が減った様に感じました。

特に手首の腱鞘炎が改善したのは私の中でトラックボールを使い始めてよかったことでした。

他にもトラックボールは操作の為にデバイス自体を移動する必要がないので設置されている位置がほぼ一定です。

なので常に同じ位置にあるのでキーボード操作からトラックボールへの操作に切り替えたい時もデバイスの位置を確認する必要がありません。

デバイスの位置を確認するためだけにわざわざ視線を移す必要がないという事もトラックボールを使うメリットだと思います。

スペースを圧迫しない

上記でも少し触れたのですが、トラックボールはデバイス自体を移動する必要がないのでマウスの様にデバイスを操作する為のスペースが不要です。

広い机で作業している人にはあまり関係ない事かもしれませんが、常に広い机で作業できることばかりではないと思います。

トラックボールは本体を置くスペースだけあれば使用可能という使う場所を選ばないデバイスだと私は思っています。

なんなら机がない場合は自分の太ももにおいて使ってもいいかもしれませんね。

ある程度場所を選ばずに使用する事ができるという事はまさにメリットだと思います。

移動量の大きい操作がやりやすい

最近はマルチディスプレイ環境で作業をされる方も少なくないと思います。

その様な画面領域が広く画面の端から端までポインターを移動したい時にマウスやトラックパッドでは何度かデバイスや指を接地面から離し、繰り返しポインターを移動するといった操作が発生すると思います。

トラックボールはボールを回転させて操作するのでいわゆる慣性の力を使う事ができます。

つまり何が言いたいかというと、トラックボールであればボールを指先で勢いよく回転させてやれば一度の操作で画面の端から端へポインターを移動させる事が可能です。

このポインターの移動量の大きい操作がやりやすいという点はまさにメリットだと思います。

トラックボールを使うデメリット

実際に使ってみるまで自分に合うかわかりにくい

トラックボールはその独特な操作感が特徴的なポインティングデバイスです。

今までマウスやトラックパッドしか使った事がない人にとっては初めて使ってみた時に感じる違和感は強烈かもしれません。

それにトラックボールの操作に慣れるまでは自分にとって使いやすいと感じる事ができるかについては誰にもわかりません。

この実際に使ってみるまでは自分にとって使いやすいかどうかが未知数なデバイスであるという事は人によってはデメリットであると思います。

定期的なメンテナンスが必要

トラックボールは本体に搭載されたボールを回転させて操作するデバイスという特性上ボール部分が汚れます。

特にトラックボールにはボールを支える為の軸があ流のですが、その軸の部分に汚れが溜まります。

汚れが溜まっていくとボールが回転しづらくなったり等操作感に影響が出ます。

他にもボールの動きをトラッキングする為のセンサー部が汚れてしまうと正確にボール動きを検知できず正常な操作ができなくなるかもしれません。

つまり、トラックボールを使う上でボール及びボールを支える軸とセンサー部分のクリーニングといったメンテナンスが必要不可欠です。

クリーニング作業自体はそこまで大変な物ではありませんがやはり面倒だなと感じる人が多いと思います。

メンテナンスを全くしたくないという人には正直トラックボールは向いていないと思います。

速度と繊細さが求められる操作には不向き

トラックボールを使うメリットでポインターの移動距離の大きい操作には向いているという話をしました。

何が言いたいかというと、上記の様なメリットがあるという事はその反対の性質を持っているという事にもなります。

トラックボールもその例外ではなくポインターの移動距離が非常に小さい操作、いわゆる繊細な操作には向いていません。

もちろんそういった操作ができない事はありませんが非常にやりづらいです。

理由は単純でトラックボールの操作には腕や肩の力やデバイス本体の重量という操作を安定させる為に必要な要素が非常に少ない為です。

マウスでの場合はデバイス自体を移動させて使う為マウス本体の重さ、手の重量、マウス本体と地面との摩擦力を使う事で入力感度を操作を安定させる事ができ、高速な操作をする際には腕の力を使う事ができます。

つまりマウスは高速で高精度な操作に向いているデバイスと言えると思います。

一方トラックボールでは操作を安定させる為に使える要素として、ボールと軸の摩擦力と指先または手のひらの力と重量しかありません。

なおかつボールと軸の摩擦力については快適な操作感を実現する為にかなり抑えられており、操作を安定させるという意味ではあまり有効ではありません。

トラックボールには操作を安定させる為に入力感度を下げる機能として「高精度モード」の様なが搭載されているモデルもあります。

ただし、これはポインターの移動速度を一時的に下げる機能になります。

つまりこの高精度モードを使用している時にはポインターを高速に動かす事ができません。

なのでトラックボールは速度と繊細さが求められる操作には不向きといえます。

ちなみに高速で高精度な操作の具体例としてはFPSゲームでのエイム操作などがあると思います。

FPSゲームをされる方の中でトラックボールを使ってプレイする人がいないのも納得です。

まとめ

この記事ではトラックボールとはどういった物なのかについて使うメリット・デメリットを含めて紹介しました。

この記事で紹介した内容をまとめると以下の通りとなります。

  • トラックボールとはどういった物なのか
    • ポインティングデバイスの一種(マウスの仲間)
    • 本体に搭載されたボールを操作する事で画面上のポインターを移動させる。
    • 実は長い歴史がある
  • トラックボールにはどの様なタイプの物があるのか
    • 手の平でボールを操作する「手のひら操作タイプ」(例:Kensington ExpertMouseなど)
    • 人差し指でボールを操作する「人差し指操作タイプ」(例 : Kensington Orbit Fusionなど)
    • 親指でボールを操作する「親指操作タイプ」(例 : Logicool ERGO M575など)
  • トラックボールを使うメリットとデメリットについて
    • メリット
      • 腕や肩が疲れにくい。
      • 小さいスペースで扱う事ができる。
      • 移動量の大きい操作がやりやすい。
    • デメリット
      • 実際に使ってみるまで自分に合うのか判断しにくい。
      • 定期的なメンテナンスが必要。
      • 速度と繊細さが求められる操作には不向き。(FPSなど)

いかがだったででしょうか?

この記事がトラックボールに興味を持つきっかけとなれれば嬉しく思います。